NorthPeace & Horizon Cashmere Groop

生産サイクル

私たちのおつくりするカシミヤ商品は内モンゴルの草原で牧民さんたちと一緒にカシミヤ山羊を育てることからはじまります。
山羊から頂いた貴重なうぶ毛を紡績(糸にする)し、製織、編立の加工を施しマフラーやストール、ニット等を生産しています。
自社牧場から自社工場へと、顔の見える直通の生産ラインでトレーサビリティのあるモノづくりをしています。

▼リンククリックで生産背景の動画がご覧いただけます
【カシミヤ山羊が育つ牧場の様子】
【カシミヤのニットができるまで】

牧場

山羊の写真

私たちが受け取るカシミヤは、9つの自社牧場で飼育されたものと、内モンゴル政府の烏拉特中旗農畜産業局が認定した公平な取引の元で、1140牧民家族が育てる約40~30万頭の山羊から頂いています。

自社牧場は研究牧場でもあります。
・草原の面積と飼育可能なカシミヤヤギの頭数の適正値の分析。
・遊牧生活の中で煩雑になっているカシミヤヤギの品種を分け育成。
・カシミヤヤギの飼料となる草原の回復機能を持続・向上させること。
・飼育に伴う労働力と収支の算出。
・牧草や土壌の分析・気候の変化や関与等。

研究分析された内容は牧民牧場と共有し、サステイナブルなカシミヤ産業を目指し地域の生活を共に作っていきます。

整毛・染色

染色の写真

草原から届いたカシミヤの原料であるうぶ毛は、採取時のごみや埃などを洗い流した後、毛の色や太さを選別し整えられ指定の色に染められていきます。
2018年度には新しい染色窯に交換。従来より50%の水の節約が可能になりました。 染色等などの産業廃水は自社社屋内の浄水施設により灌漑に使えるレベルにまで浄化され、排水の基準を24時間管理するシステムで水質環境が守られています。

紡績

紡績写真

染めたカシミヤわたを紡績機にかけ糸にしていきます。ニットや織物等、目的の製品に適した太さや柔らかさになるよう糸加工します。

編立

アスパラガスの写真

コンピューターで制御された編機で編まれます。イメージ通りに仕上がるように技術者が調整をかけ編みを進行する事で精度の高い商品になります。

リンキング

ほうれん草の写真

ニットのパーツを1つ1つの編目を合わせてリンキングで繋ぎあわせます。伸縮の高いニット製品ならではの手法です。

縮絨

アスパラガスの写真

縮絨作業することで、ふんわりと柔らかいカシミヤの風合いを引き出します。

検品

ほうれん草の写真

各工程では傷や汚れ等がないか、柔らかい素材でデザインが多様にあるアパレル製品は人の目で確かめることで検品しています。

顔の見える一貫生産

アスパラガスの写真

顔のみえる製造環境の中で、私たちがお作りしております。